ニジノダンガン (Niji no Dangan)

 

根本啓一郎(2008年〜2009年ごろ。全曲の作詞と歌、ほとんどの曲の作曲)と若月ひでお(全曲のアレンジ・ミックスと数曲の作曲)のユニット。17曲入りのCDを一枚出し、沖縄でライブしました。

・アルバムダイジェスト

17曲を1年で完成させました。現在では主流となっているDAW (PCで曲を録り、編集し、完結させる系) を使っての音楽ユニットでした。何かしら毎日録音していたように思います。大体のルーティンは、僕が若月に元になる曲を送る。ある時、家に帰ると歌を抜いた編曲され始めているカラオケが送られてきていて、それを聞きながら歌やギターなどを録音。ファイル便などで送って、向こうがそれを聞いて、音を足したり引いたりして完成させていく。それまでロックバンドで週何回かのスタジオで曲を煮詰めていった頃と違い、会わないのに曲が完成していくのは未知の領域で興奮しました。ニジノダンガンはロックですけれど、映像的な音の重なりが綺麗で、いろいろと映像畑の方々に曲を提供させて頂いたりしました。あ、17曲って言いましたけど、もう少しあるか。CD化しなかったのが数曲。

・シダレザクラ

この曲は、僕がやっていたロックバンド(Pink The Shell)が解散した直後に作った3曲のうちのひとつで、初めてピアノを入れた曲のひとつでもある。元々は抒情的で私小説のような「シダレザクラ」だったんだけど、ある日僕が、スウィングっぽい弾き方で何か弾いていると、若月がこの曲をこの弾き方でやってみればと。やってみたら、これはこれでよいかなと。夏に原宿かな、そこ辺りで走り回った。実は岩崎はPink The Shellのドラマーで、原曲の「シダレザクラ」でドラムを叩いてる。いずれbiasで出すね。

・サミダレ

これはbiasの1st「五月雨」の元になった曲。正しくは、元々の「サミダレ」という曲をニジノダンガンで編曲したバージョン。曲中の時計の音は、うちにあったダメなマイクにビタ付けにした腐った目覚まし時計のもの。これで起きられたことないし、期待もしないからセットすらしないような、そんな時代だった。

・パーフェクト・ブラック

これは激暗だね。凶悪。完全に黒だからね。こわいわー。セスナ機が上昇していって雷にあたって落ちたら、銀色に輝く、潰れたキリンの眼が地面にあるんだぜ。震えるよな。マイナーコード、性に合うんだよなー。おかしいなー、俺、パーティとか好きなんだけどなー、でもそんなの関係ないよねー!

・ソアラ

暗いですねー。この人は一体、何を見てきたんでしょうか。サビでビクっとしたあなた!正解だ!俺も毎回ビクっとします。わかっているのにビクっとします。Pink The Shellの解散間近の頃のワンマンライブで演奏した「ソアラ」が原曲。

・八月が来る

これは甘酸っぱい青春を思わせる映画の主題歌にして頂いた曲。うちに友人のチェリストを呼んで、わけわかんないマイクを適当に立てて録音した。歌詞は台本もらって、書いたような気がする。曲はどうだったかな、書下ろしだったかどうか忘れた。MVにヤンキーが混じっているような気がするけど俺じゃないから気にしないで。

 

根本啓一郎 (Keiichiro Nemoto)

 

 ・平和

あの地震で、強力に狂ったおっさん達の今までの嘘がばれたり、神話が崩れていく中、作った。チャリティ企画で全額分を被災地に送りました。発起人でありミュージシャンである渡邉美佳さん、プロデュースの細海魚さんや、マスタリングのシュガー・スペクターさん、mackey様、きりばやしひろき様、miscast様、黄金の手様、wagnus様、(株)エースインターナショナルジャパン様、山本光学様、クレトイシ株式会社様、菅様、希望の種プロジェクト様、柚楽弥衣様、内田Ken太郎様、斧出優美様、中野雅仁様、アロマセラピストNoriko★accueillir様、、、とてもとても書き切れず申し訳御座いません。多くのご尽力を頂きました。

iTunesにてご購入可能です。

・原罪

これはbias「The Original Sin」の原曲。日本語歌詞です。インドネシアのある孤島での撮影。生きる為に食うという自然をどう捉えるか。星が綺麗でした。

・犬

これは飼っていた素晴らしい犬がまだ生きている時に、この先にいずれ来る死を少しだけ感じながら、死んだ母を想った歌です。いずれやろう。